盗聴器について
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現在市販されている盗聴器は、その目的別に大きく分けると、「室内用盗聴器」と「電話用盗聴器」の2種類になります。
「室内用盗聴器」は、盗聴の方法や電源供給方法の違いによりさらに何種類かに分類できます。
「室内用盗聴器」
【直接聞く】
- コンクリートマイク
- 壁の振動をセンサー部で電気信号に変え、微弱な信号を増幅し、イヤホンなどで再生する。
センサー部を聴診器のように壁や窓ドアなどに密着させて使用するが、壁の中に防音材や断熱材が入っていると、音声の確認は難しい。
また、壁の振動を拾うタイプの他、注射針のような細い管状の特殊マイクを使用し、 窓やドア等の隙間や床・天井、エアコンの配管口等小さい穴に差し込んで音声を拾う事もできる。
しかし、使用中の姿は非常に不審である為、人目につく場所での使用は無理である。
【離れた場所で聞く】
- 小型マイク、延長コードセット(有線式盗聴)
-
コンクリートマイクの代わりに小型マイクと延長コードを接続して、離れた場所の音声を再生する。
電波が遮断されやすい地下室や窓のない部屋で有効であるが、延長コードの長さに限界があり、また配線の偽装など設置に手間がかかる。 - 無線式盗聴器
- 音声を拾うマイクと、音声信号を電波に変える装置が一体となっている。
カラオケ等で使うワイヤレスマイクを小型化した物であり、一般的に盗聴器と呼ばれる物はこのタイプである。
また、電源供給方法が大きく分けて2通りに別れるが、それぞれ形状や機能の違いにより、色々なバリエーションが存在する。 - AC電源型
- 家電製品等で使用するコンセントや照明器具に使われる100Vの電気を利用する盗聴器。
常に電気が供給されるので、停電や盗聴器自体が故障しない限り半永久的に使用できる。
形状の特徴はコンセント内部や家電品内部から電源を供給するためのワニ口クリップが一般的な 消しゴム位の大きさの箱に接続されているBOXタイプと、簡単に設置ができる偽装タイプがある。
- テーブルタップ(延長コード)
- 三角タップ(三又コンセント)
- 電気時計
- 業務用電卓
- 携帯電話充電器
- PC用マウス(USB接続で100Vではない)
- 電池型
- 盗聴器本体内にセットされた電池による駆動の為、余計な配線もなく色々な場所に設置が可能である。
但し電池の寿命により使用日数も限られてくる。
使用日数は機種にもよるが、だいたい5〜10日位である。
形状の特徴は、消しゴムや100円ライター位の大きさでシンプルなBOXタイプと、日用品に盗聴装置を内蔵させた偽装タイプがある。
- ボールペン
- 電卓
- 置時計
- 折り畳み傘
- カード
- 携帯電話型
- 携帯電話に高性能マイクを接続し、携帯電話を自動着信設定にしておく事によって、
一般電話や他の携帯電話で室内の音声を再生する事ができる。
携帯電話の電源を電池ではなく、充電器を使用する事によって半永久的に使用できる。
しかし、形状や大きさの問題から設置場所に限りがある。
また当然の事ではあるが、電波到達エリア内での使用に限定される。 - 小型録音器
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盗聴専用機器ではないが、カセットレコーダーの類やICレコーダーを、目的の室内に設置して録音し、
テープ又は本体を回収後別の場所で再生し音声を確認する。
特に最近のICレコーダーは性能の向上により、長時間録音が可能である。
また、外部マイクを使用し、集音力を高める事もできる。

